パイプオルガン・プロムナード
エンタメクラシックinヨコハマ

神奈川県民ホール主催の「プロムナードスペシャル」協賛企画ともいえる、ワンコインで素敵な音楽とお話が楽しめるコンサートシリーズ。オランダと日本で気鋭の活動を展開する個性派オルガニスト、塚谷水無子と、若手テノールとして各方面から期待を集める谷口洋介が、開港150周年を迎える横浜で、愉快でなつかしくて心温まる舞台をお届けします。ご家族で、カップルで、お友達と、どなたでもお気軽に楽しめる「エンタテイメントなクラシック」！ 出演 塚谷水無子（パイプオルガン） 東京芸術大学楽理科在籍中よりオルガンをはじめる。 パイプオルガンを 今井奈緒子、早島万紀子、ジャック・ファン・オールトメルセン、 故ジャン・ボワイエに、即興演奏をヨス・ファン・デア・コーイに師事。 同大学卒業後、アムステルダム音楽院にて歴史的オルガン奏法及びオルガン建築理論を学ぶ。’99年 国際アルクマール・シュニットガー・オルガンコンクール入選。　2000年 オランダ政府給付生としてリヨン国立高等音楽院に留学。02年 アムステルダム音楽院卒業。04年デンハ－グ王立音楽院オルガン科修士課程修了と同時にソリストディプロマ取得。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーに加え、日本古来のうた・民謡にもとづく即興演奏、編・作曲、演奏を手がけ、国内外で評価が高い。 06年オランダよりリリースされたＣＤ「Ｗｈｉｓｐｅｒｉｎｇ　Ｗｉｎｄｓ　（風のささやき）」は塚谷自ら作曲したフルートとオルガンのための作品もありオランダ業界誌、「レコード芸術」 06年11月号海外視聴盤でも高く評価される。 07年CD「猫ふんじゃったの謎」（キングレコード）に即興収録。09年４月CD第２弾「風のささやき２」が日本、オランダにて同時発売。アムステルダム・ロイヤルコンセルトへボウはじめオランダ、ハーレムの聖バフォ教会、アルクマールの聖ローレンス教会等オランダの主要な教会のコンサートシリーズおよび 各地フェスティバルに招聘、参加をはじめオランダ、日本を中心に欧州各地にて演奏活動を行い数多くの世界初演を手がける。日本ＥＵ交流年にあたる2005年、オランダアムステルダムで行われた雅楽とオルガンのコラボレーションコンサート『モメンタム (Momentum) 』（オランダ大使館後援 ) の企画を手がけ成功を収めた。 1999年より2005年までカイザー運河教会主席オルガニスト歴任。09年よりカザルスホール、府中の森芸術劇場、神奈川県民ホールにてオルガンコンサートシリーズ開始。現アムステルダム在住。 谷口洋介（テノール） 横浜市出身。国立音楽大学声楽科卒業。声楽を宮崎義昭、中村健、大石正治、ヒサコ・タナカ、ジョン・エルウィス、ゲルト・テュルクの諸氏に師事。'98年以来バッハ・コレギウム・ジャパン（BCJ）のメンバーとして国内外の数多くの演奏会やCD録音に参加し、現在も主要メンバーとして活躍している。1999年、BCJ演奏のモンテヴェルディ「ヴェスプロ」でソロデビュー。BCJでの活動を始め、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」でアカペラ演奏を積極的に行うなど、ソリストとしてはもちろんアカペラや声楽アンサンブルのスペシャリストとしても名高い。モンテヴェルディのマドリガル歌唱や、バッハの受難曲のエヴァンゲリスト歌唱では高い評価を得ており、日本を代表するバロック歌手としての地位を確立しつつある。主にコンサート歌手として活躍する中、北とぴあ国際音楽祭2007モンテヴェルディの歌劇「オルフェオ」に出演するなどオペラ活動も毎年絶やさない。その他、古楽演奏集団「トロヴァトーリ・レヴァンティ」 、古楽アンサンブル「コントラポント」のメンバー。第19回室内楽音楽コンクール・ソレイユ新人オーディションで声楽部門第1位ならびに総合で最優秀賞を獲得。2001年音楽現代新人賞受賞。度々イタリア・パルマへ短期留学しイタリア歌曲やオペラの研鑽を重ねている。 曲目 　　J.S.バッハ：トッカータとフーガニ短調作品565 　　　　小フーガ　ト短調　作品578 塚谷水無子：即興演奏 イタリア歌曲より：　オー・ソレ・ミオ　（テノール共演） 　　新井満日本語訳詞／作曲：「千の風になって」（テノール共演） 　　日本古謡：さくらさくら（塚谷水無子編曲）（テノール共演）　他