オルガン・プロムナード・コンサート vol.374

オルガン・プロムナード・コンサート スペシャル
Organ Promenade Concert Special

~時を超えて beyond the time ~

この6月にドイツで録音された私たちの新作CDのプログラムの中から、今回は選りすぐりの作品を皆様にお届けいたします。神奈川県民ホールのパイプオルガンのパイプ数は2024本、それに対して昔のホルンの管の数はたった1本のみ、現在は手元のロータリーで複数の長さが異なる管を操ることができます。時を超えて今日まで受け継がれている2つの管楽器の響きの融合をどうぞお楽しみください。

大平健介

©Sandra Wolf

大平 健介(オルガン) Kensuke Ohira, Organ 岸上 穣(ホルン) Jo Kishigami, HornC.サン=サーンス:アンダンテ ◆★ C.サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」第1楽章 より<アダージョ> ◆★ O.メシアン:「峡谷から星たちへ」より<恒星の呼び声> ★ K.ヨハンセン:希望の歌 ◆ G.リテーズ:トリプティーク ◆★ ◆オルガン ★ホルン大平 健介(オルガン)Kensuke Ohira, Organ 神奈川県横浜市生まれ。東京藝術大学オルガン専攻卒業、同大学院修士課程修了。DAAD(ドイツ学術交流会)給費留学生として2010年秋より渡独。ヴュルツブルク音楽大学オルガン科マイスター課程、及び同大学教会音楽科を卒業。平成25年度文化庁新進芸術家海外研修員。10-15年、ヴュルツブルクバッハカンタータクラブ音楽監督。16-17年、 シュトゥットガルト-ボトナングにてカントールを務めた他、ソリテュード宮殿礼拝堂におけるコンサートシリーズの音楽監督も兼任。18年よりシュティフツ教会オルガニストに就任。16年、IONニュルンベルク国際オルガンコンクール優勝。同年夏よりドイツを拠点にヨーロッパを巡るコンサートツアーを開始。ソリストとしてはこれまでに聖母教会 (ドレスデン)、ミュンスター(フライブルク)、 コンツェルトハウス(ベルリン)、聖ジェームズ聖堂(プラハ)、聖ポール大聖堂(ロンドン)等から招待を受けている。ドイツ・シュトゥットガルト在住。 https://kensuke-ohira-com.webnode.com/ 岸上 穣(ホルン)Jo Kishigami 4歳よりヤマハ音楽教室にてピアノと作曲を、12歳よりホルンを始め、京都市立音楽高校(現:京都市立京都堀川音楽高校)を経て、東京藝術大学を安宅賞ならびにアカンサス音楽賞を受賞し卒業。フランクフルト音楽舞台芸術大学を首席で卒業。京都芸術祭毎日新聞社賞受賞。第23回日本管打楽器コンクール第1位。第74回日本音楽コンクール入選、第80回同コンクール第2位。ソリストとして東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(指揮:梅田俊明)、藝大フィルハーモニア(指揮:広上淳一)、レ・シエクル(指揮:フランソワ=クサヴィエ・ロト)、東京都交響楽団(指揮:梅田俊明・船橋洋介)、愛知室内オーケストラ(指揮:新田ユリ)など国内外のオーケストラと共演。小澤征爾音楽塾Ⅶ・Ⅷ、東京のオペラの森、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭、アフィニス夏の音楽祭、サイトウキネンフェスティバル、プラハの春国際音楽祭、第46回国際ホルンシンポジウム(イギリス)、光州国際音楽祭(韓国)、なにわ《オーケストラル》ウィンズ、Wiesbaden Symphonic Brassに参加。バンドジャーナル誌にてワンポイントレッスンを連載。これまでにホルンを冨成裕一、小山亮、森陽子、守山光三、西條貴人、E.タパニ、C-F.ダルマンの各氏に師事。Travel Brass Quintet、Brass Ensemble ZERO、つの笛集団、東京シンフォニエッタ、Quintetto Ariabella、The Horn Quartet各メンバー。デトモルト国立歌劇場研修生、ヴィースバーデン・ヘッセン州立歌劇場契約団員を経て、2009年東京都交響楽団に入団。現在は国内外のオーケストラへの客演や室内楽、ソロをはじめ、CM音楽や映画・ドラマのサントラ録音などのスタジオミュージシャンや、ナチュラルホルンを使用しての活動も行なっている。19年冬、ドイツのレーベルOrganum社よりCDをリリース予定。 使用楽器:Alexander103MBL ナチュラルホルン:Andreas Jungwirth(Lausmann) Twitter:@jokoriki

チケット

チケット料金
全席自由 500円 ※未就学児入場不可
主催 神奈川県民ホール