ふたりのチェンバロ・コンサート

今回の「音楽のおくりもの」は、「チェンバロの魅力」シリーズの講師・大塚直哉氏が推薦した、ふたりの若手奏者によるコンサート。午後のひととき、繊細かつ華麗なチェンバロの音色にワンコインで親しみませんか。

チェンバロ：　大村千秋　藤目由梨　 D.スカルラッティ：2つのソナタ イ長調　　　　　　　　　　　 藤目由梨 Domenico Scarlatti (1685-1757) : Sonate in A K113, K114 J.S.バッハ：フランス組曲 第5番 ト長調　　　　　　　　　　　 藤目由梨 Johann Sebastian Bach (1685-1750) : Französische Suite G-Dur BWV816 Allemande – Courante – Sarabande – Gavotte – Bouree – Loure – Gigue J.P.ラモー：「恋の嘆き」「未開人」　　　　　　　　　　　　　 大村千秋 Jean-Philippe Rameau (1683-1764) : “Les Tendres Plaintes” “Les Sauvages” J.S.バッハ：半音階的幻想曲とフーガ ニ短調　　　　　　　　 大村千秋 Bach : Chromatische Fantasie und Fuge d-moll BWV903 W.A.モーツァルト：4手のためのソナタ ハ長調　　　 藤目由梨　大村千秋 Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) : Sonata in C für Klavier zu vier Händen KV19d I. Allegro II. Menuetto III. Rondo (Allegretto) ※本公演は休憩がございません。大村 千秋 Chiaki Omura 神奈川県出身。東京藝術大学大学院古楽科チェンバロ専攻修了。2009年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオランダに留学、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびフォルテピアノ科にて学ぶ。第21回古楽コンクール山梨において最高位受賞。これまでに崎川晶子、大塚直哉、ボブ・ファン・アスペレン、リチャード・エガーの諸氏に師事。チェンバロのみならず、クラヴィコード、フォルテピアノ、小型のオルガン等様々な鍵盤楽器によりルネサンスから現代作品まで幅広く取り組んでおり、ソリストとして、また通奏低音・アンサンブル奏者として国内外で演奏、CD録音や音楽祭、レクチャーコンサートなど多方面で活躍している。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。https://chiakiomura.wordpress.com/ 藤目 由梨 Yuri Fujime 愛知県立明和高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科古楽専攻チェンバロ卒業。ピティナ・ピアノコンペティション第26回D級、第28回F級全国決勝大会入選。2011年東京藝術大学安宅賞を受賞。これまでに、チェンバロ・通奏低音を鈴木美香、小玉宏、大塚直哉、フォルテピアノを小倉貴久子、ピアノを大林裕子、清水皇樹の各氏に師事。 現在、東京・愛知を拠点に演奏活動を展開すると共に、後進の指導にあたっている。