モーリス・ベジャール 振付・演出

東京バレエ団「M」
The Tokyo Ballet "M"

三島由紀夫没後50周年記念

  • 日時 2020/11/21(土) 15:00 開演 (14:00 開場)
  • 会場 大ホール
  • KAme
    先行
    2020/6/20(土)
  • 一般発売 2020/6/27(土)
  • お問い
    合わせ
    神奈川県民ホール 事業課 045-633-3798

振付・演出・衣裳コンセプト:モーリス・ベジャール
Choreography, Direction, Costume concept: Maurice Béjart

音楽:黛敏郎[オリジナル曲]、C.ドビュッシー、E.サティ、J.シュトラウス2世、R.ワーグナー、L.ポトラ/D.オリヴィエリ
Music: MAYUZUMI Toshiro [Original], Claude Debussy, Érik Satie, Johann StraussⅡ, Richard Wagner, L.Poterat/ D.Olivieri

ピアノ:菊池洋子
Piano: KIKUCHI Yoko

※音楽はピアノの生演奏と特別録音による音源を使用します。

上演時間:約1時間40分
※本公演には休憩がございません。開演に遅れるとご自席に着席いただけませんので、時間に余裕を持ってご来場ください。


 

三島由紀夫没後50周年記念。鬼才モーリス・ベジャールの傑作が神奈川県民ホールで初上演!

 今年、没後50年。独特の鮮烈な美学と思想で、今なお国際的に高い評価を受けている文学者・三島由紀夫。巨匠振付家モーリス・ベジャールが1993年に、“日本”をテーマにしたバレエを東京バレエ団のために創作するにあたり、選んだ題材がこの三島でした。

 しかもベジャールが「私は詩人を愛するためにこれを創作した」と語ったように、本作は三島の生涯や著作を物語るのではなく、彼の人生・文学・思想・美学をまるごと一つのバレエにするという、大胆な試みでした。

 始まりは三島作品中にたびたび登場する「海」。潮騒の情景から少年ミシマが登場し、彼自身の魂の遍歴をなぞるかのような旅を始めます。少年には4人の分身がつづき、4人目は“死”であることが明らかになります。「鏡子の家」「禁色」「鹿鳴館」「午後の曳航」「金閣寺」・・・三島の数々の傑作と彼の美学的なモチーフだった“聖セバスチャン”・・・舞台にはめくるめくイメージが展開し、やがて「憂国」~自決へと緊張に満ちたクライマックスが、そして「海」への回帰が訪れます。

 パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク歌劇場など、東京バレエ団の海外公演において披露され喝采を浴びた傑作が、三島の没後50年を記念して、神奈川県民ホールでは初めて上演されます。どうぞご期待ください。

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【インタビュー等掲載情報】

▼チャコットweb magazine "DANCE CUBE" 東京バレエ団・斎藤友佳理芸術監督に聞く 新型コロナ禍の危機をいかに乗り切っていくか

▼「Precious.jp」独占対談・前編 上野水香さん×菅原小春さん 踊ることは人とわかり合う喜びでもある

▼「Precious.jp」独占対談・後編 上野水香さん×菅原小春さん 自分にドキドキしていないとダメだと思う

▼「婦人画報」美輪明宏×柄本弾 対談 いま舞台芸術にできること

▼「ヨコハマ・アートナビ」よむナビ お仕事インタビュー vol.3 バレエダンサー[東京バレエ団 プリンシパル]沖 香菜子 さん

▼「横浜市」第69回(令和2年度)横浜文化賞受賞者の決定について 横浜文化賞文化・芸術奨励賞 沖 香菜子

▼「カンフェティ10月号」樋口 祐輝インタビュー 三島由紀夫が描いた究極の男性像-聖セバスチャン役に挑む

▼「バレエチャンネル」小林十市「南仏の街で、僕はバレエのことを考えた。」 【第10回】「M」について。

▼「バレエチャンネル」小林十市「南仏の街で、僕はバレエのことを考えた。」 【第12回】東京バレエ団「M」のリハーサルをしています。

▼「バレエチャンネル」小林十市「南仏の街で、僕はバレエのことを考えた。」 【第13回】「M」という作品と向き合って。

▼「バレエチャンネル」小林十市「南仏の街で、僕はバレエのことを考えた。」 【第14回】10月11日朝6時37分。起きたての頭でふと考えたこと。

東京バレエ団 ブログ 小林十市(ベジャール振付『M』振付指導)インタビュー

東京バレエ団 ブログ 東京バレエ団「M」リハーサルの現場より~吉岡美佳(東京バレエ団特別団員)インタビュー~

エンタメ特化型情報メディア スパイス SPICE 東京バレエ団が三島由紀夫×ベジャールの大傑作『M』を10年ぶりに上演、新キャストを得て清新な舞台に

▼「バレエチャンネル」【フォト&インタビュー】東京バレエ団「M」上野水香 ベジャールはなぜ“女”という役を描いたのか

▼「産経新聞」(2020.8.3)上野水香 三島由紀夫没後50年 生涯をバレエで表現 東京バレエ団「M」

▼「日本経済新聞」(2020.10.8)小林十市 没後50年 三島由紀夫がテーマのバレエ「M」

▼「毎日新聞」(2020.10.8) 三島由紀夫描くバレエ「M」 新旧の「死」が美学に挑む 初演の小林十市が振り付け指導 ※会員限定

▼「産経新聞」(2020.10.21) 三島由紀夫没後50年記念 ベジャール振付バレエ「M」 財産演目継承の熱気

▼「朝日新聞」(2020.10.22) ベジャールの「M」、東京・横浜で 東京バレエ団 ※会員限定

▼「朝日新聞」(2020.11.1) バレエ「M」、三島が残した<ムスビ> ベジャール作再演、小説家・佐藤究さん寄稿 ※会員限定


 

モーリス・ベジャール(1927-2007)Maurice Béjart

哲学者の父のもとマルセイユに生まれる。1959年ブリュッセルのモネ王立劇場で「春の祭典」の衝撃的な成功をきっかけに、翌年「20世紀バレエ団」を設立。87年より本拠地をスイスのローザンヌに移して「モーリス・ベジャール・バレエ団」と改めた。古今東西のあらゆる文化に通じ、現代人のためのバレエを創作。日本通でもあり、東京バレエ団のために「ザ・カブキ」(1986)、「舞楽」(1989)、「M」(1993)と三つのオリジナル作品を創作した。


 

東京バレエ団 The Tokyo Ballet

団長 飯田宗孝  IIDA Munetaka, Director

芸術監督 斎藤友佳理  SAITO Yukari, Artistic Director

 


 

 Photo by HASEGAWA Kiyonori


 

チラシデザインは、2000年に横尾忠則氏が東京バレエ団公演「M」のポスター/チラシとして手掛けたもので、第80回ニューヨークADC(アート・ディレクターズ・クラブ)賞特別賞を受賞しました。


 

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神奈川県民ホールでは新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し主催公演・展覧会等を実施します。
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ピクト

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※密集を避けるため、原則隣席を空けた座席配置となります。隣りあわせでの購入はできません。ご不明な点につきましては下記までお問合せください。

チケットかながわ 電話0570-015-415(10:00~18:00)



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主な配役 Ⅰ- イチ 柄本弾 TSUKAMOTO Dan, Ⅰ- Ichi Ⅱ- ニ 宮川新大 MIYAGAWA Arata, Ⅱ- Ni Ⅲ- サン 秋元康臣 AKIMOTO Yasuomi, Ⅲ- San Ⅳ- シ(死) 池本祥真 IKEMOTO Shoma, Ⅳ- Shi(death) 聖セバスチャン 樋口祐輝 HIGUCHI Yuki, Saint Sebastian 女 上野水香 UENO Mizuka, Woman 海上の月 金子仁美 KANEKO Hitomi, Moon on the water オレンジ 沖香菜子 OKI Kanako, Orange ローズ 政本絵美 MASAMOTO Emi, Rose ヴァイオレット 伝田陽美 DENDA Akimi, Violette ※ ・表記の配役は2020年10月9日現在の予定です。やむを得ぬ事情により変更になる場合がありますので、ご了承のうえチケットをお買い求めください。変更に伴うチケットの払い戻し、券種の振替はいたしません。正式な配役は当日発表とさせていただきます。 ※ヴァイオレット役で出演を予定していた川島麻実子は、足の怪我のために出演を見合わせることになりました。代わりまして伝田陽美が同役をつとめます。

チケット

当日券
14:00から当日券を販売いたします。
席種:S、A、学生(24歳以下)
※B、Cは完売いたしました。
チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2020/6/20(土) ~2020/6/26(金)

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一般:2020/6/27(土)

チケット料金
全席指定 S¥10,000 Sペア¥19,000 A¥7,000 B¥5,000 C¥3,000 学生(24歳以下・枚数限定)¥2,000 ※未就学のお子様はご入場いただけません。 ※学生券の取り扱いはチケットかながわのみで行います。
主催 神奈川県民ホール
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会