大塚直哉ⓒR.Hotta

神奈川県民ホールのチェンバロ:フレンチ ダブル マニュアル ハープシコード 音域 FF~f³(61鍵) アトリエ フォン ナーゲル 1994年製作 after“N.et François Blanchet 1730”VON NAGEL PARIS 1994

第90回舞台芸術講座

チェンバロの魅力 Ⅲ
Toccare トッカーレ ~ 触れる

  • 日時 2015/2/11(水・祝)14:00 開演(13:30 開場)
  • 会場 小ホール
  • KAme
    先行
    2014/10/4(土)
  • 一般発売 2014/10/11(土)
  • お問い
    合わせ
    神奈川県民ホール 事業課 045-633-3686

海をのぞむコンサートホール神奈川県民ホールには古いフランスの様式で丁寧につくられたチェンバロがあります。


大塚直哉の演奏とお話でその魅力を紹介するシリーズ3回目は、チェンバロのレパートリーの中でも重要な「トッカータ」がテーマです。

休日の午後、ゆったりとチェンバロの響きを味わいながら、いにいしえのトッカータの名作に耳を傾けてみませんか。

チェンバロ・お話  大塚 直哉ヨーロッパのむかしの鍵盤作品には「トッカータ」と題する作品がたくさんあります。Toccare=楽器に触れる、という言葉からきているトッカータは、その名の通り、楽器をいつくしむように触れてみる、そして出た音に耳を傾けながらまた次の音を奏でる、といった楽器を弾く、という行為に由来しています。おそらく、さまざまな名手がさまざまな楽器と触れ合いながら書き残したであろうチェンバロのためのトッカータの名作をご紹介いたします。 PROGRAM J.S.バッハ: トッカータ ニ長調 J.S.Bach (1685-1750 ) Toccata D-dur BWV 912 J.P.スウェーリンク: 第9旋法のトッカータ J.P.Sweelinck (1562-1621) Toccata Noni toni SwWV297 G.フレスコバルディ: トッカータ 第8番 G.Frescobaldi (1583-1643) Toccata ottava C.P.E.バッハ:スペインのフォリアによる12の変奏 C.P.E.Bach (1714-1788) 12 Variations auf die Folie d'Espagne Wq.118/9 ほか 関連企画 ◆調律師の解説つきチェンバロ見学・・・本編終了後30分程度 ◆公開レッスン 2015年2月11日(水・祝)・・・16:30~18:30(チェンバロ見学終了後予定) ● レクチャー&コンサートとチェンバロ見学の進行により開催時間が前後する可能性があります ● レクチャー&コンサートのチケットで無料聴講できます[公開レッスン聴講のみの参加は500円] ◇公開レッスン受講者募集は終了いたしました。 お問合せ 045-633-3686 事業制作第一課 大塚 直哉 Naoya Otsuka,Cembalo 東京藝術大学大学院チェンバロ専攻、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびオルガン科修了。チェンバロを渡邊順生、鈴木雅明、 小林道夫、ボブ・ファン・アスペレン、オルガンを今井奈緒子、早島万紀子、ジャック・ファン・オールトメルセン、廣野嗣雄、ピアノを原田稔、高橋泰子、岡野寿子の各氏に師事。また、20世紀のチェンバロ作品を、アンネリー・ドゥ・マンに師事する。「アンサンブル コルディエ」「バッハ・コレギウム・ジャパン」などのアンサンブルにおける通奏低音奏者として、チェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとして活躍するほか、これらの楽器に初めて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。チェンバロのソロCD「トッカーレ[触れる]」(ALM RECORDS)のほか録音多数。現在、東京藝術大学音楽学部准教授、国立音楽大学非常勤講師。「アンサンブル コルディエ」音楽監督。NHK-FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。日本チェンバロ協会副会長。公式サイトhttp://homepage3.nifty.com/utremi/

チケット

チケット発売日

KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2014/10/4(土) ~2014/9/12(金)

かながわメンバーズ入会はこちら

一般:2014/10/11(土)

チケット料金
全席指定 一般 2,000円  学生(24歳以下) 1,500円 10/4(土)かながわメンバーズ[KAme]先行(要会員登録・インターネットでのみ受付) 10/11(土)一般発売 ● やむを得ない事情により内容に変更が生じることがあります ● 就学前のお子様の入場はご遠慮ください
主催 神奈川県民ホール 事業課