C × Baroque シー・バイ・バロック
大塚直哉が誘うバロックの世界 Vol.4
バッハからの"招待状" or "挑戦状" !? ~出版された《クラヴィーア練習曲》シリーズより~
- 日時 2025/3/22(土)~2025/3/23(日) 14:00 開演 (13:30 開場)
- 会場 小ホール
- 料金 全席指定 一般:4,000円 学生(24歳以下/枚数限定):2,000円 2日通し券(限定50枚/詳細は下記参照):7,500円
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KAme
先行 2024/11/9(土) - 一般発売 2024/11/16(土)
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お問い
合わせ 神奈川県民ホール 045-662-5901(代表)
メッセージ/プロフィール
大塚 直哉 (チェンバロ/ポジティフオルガン/本シリーズ音楽監督) OTSUKA Naoya (Cembalo,Positive organ)
バロックを代表する作曲家、と言われるバッハですが、職人として「依頼」されたミッションに答えるタイプの作品も当然ある一方で、だれからも頼まれてもいないのに、自らの芸術家としての意思でもって世の中に発信していくタイプの作品も残しました。その1つ、《クラヴィーア練習曲集》のシリーズは、ライプツィヒの街で、第4巻までが出版されました。
それまでの伝統的な技の集積、そしてときには難解ともいえる芸術の世界へ人々を招待するような~あるいはあなたにこれが理解できるだろうか、と“挑戦状”のように受け取った人もいたことでしょう~この魅力的な《クラヴィーア練習曲集》の世界をぜひのぞいてみていただきたいと思います。
東京藝術大学楽理科を経て同大学院チェンバロ専攻、アムステルダム・スウェーリンク音楽院チェンバロ科およびオルガン科修了。アンサンブルにおける通奏低音奏者として、またチェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとして活躍するほか、こうした古い時代の鍵盤楽器に初めて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。ソロ CD「ルイ・クープラン:クラヴサン曲集」(ALM RECORDS)のほか録音多数。現在、東京藝術大学音楽学部教授、国立音楽大学非常勤講師。宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場のオルガン事業アドヴァイザーを務める。「アンサンブル コルディエ」音楽監督。日本チェンバロ協会会長。NHK・FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。
公式サイト http://utremi.na.coocan.jp/
中田 恵子 (オルガン、神奈川県民ホール オルガン・アドバイザー) NAKATA Keiko (Organ)
オルガニスト人生で一度は向き合うべき作品、バッハの《クラヴィーア練習曲集》第3巻。しかし、その頂きは高く、登る前に尻込みしてしまうほどです。
いつかは、と思いつつ「いや、まだまだ」と山の周りをグルグルしていましたが、ついに挑戦の時が。大塚直哉さんからのお招きに感謝しつつ、まだ見ぬ景色を楽しみに、意を決してこの作品へ足を踏み入れようと思います。
東京女子大学卒業後、東京藝術大学オルガン専攻卒業。同大学院修士課程を修了。パリ地方音楽院演奏家課程を修了。アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにて優勝。併せて優れた現代曲解釈として Giuseppe Englert 賞を受賞。2021年より神奈川県民ホール オルガン・アドバイザー。(一財)キリスト教音楽院講師、玉川聖学院オルガニスト、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会オルガニスト。NHK交響楽団、読売日本交響楽団、バッハ・コレギウム・ジャパンなど、オーケストラとの共演も数多い。キングインターナショナルより CD「Joy of Bach」、「Pray with Bach」(第15回CDショップ大賞2023 クラシック賞を受賞)をリリース。
※23日のみの出演
プログラム
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集より
3月22日(土) (17:45終演予定/休憩2回あり)
第1巻 6つのパルティータ
第2巻 イタリア協奏曲、フランス風序曲
チェンバロ:大塚直哉
3月23日(日) (16:00終演予定/休憩1回あり)
第3巻 ドイツ・オルガン・ミサより
ポジティフオルガン:大塚直哉
オルガン:中田恵子
「C×Baroque 大塚直哉が誘うバロックの世界」シリーズラインナップ
日本を代表するチェンバロ、オルガン、クラヴィコード奏者・大塚直哉の道案内で、150年に渡るバロック音楽の世界を探訪する全5回のコンサート・シリーズ。公演ごとに異なるテーマを設け、大塚直哉やゲストアーティストの演奏をじっくりとお楽しみいただきます。古くて新しいバロック音楽の世界。古楽のスペシャリストの道案内で、その150年の歴史を辿りましょう。
Vol.1 バロックの生まれた時~オペラの誕生 2022年3月
Vol.2 バッハの小宇宙~平均律クラヴィーア曲集第1巻 全曲 2023年3月
Vol.3 バロック舞曲の魅力~フランスの宮廷舞踏と音楽~ 2024年3月
Vol.4 バッハからの"招待状"or"挑戦状"!?~出版された《クラヴィーア練習曲》シリーズより 2025年3月
※内容は変更になる場合があります。
神奈川県民ホールのチェンバロ
~古いフランスの様式で丁寧に作られたチェンバロ~
フレンチ ダブル マニュアルハープシコード 音域 FF~f³(61鍵)
after "N.et François Blanchet 1730" VON NAGEL PARIS 1994
神奈川県民ホールのチェンバロ(ハープシコード、クラヴサン)は、ニコラ・ブランシェとフランソワ・ブランシェ親子が1730年に製作した楽器を基に、パリのアトリエ フォン ナーゲル社において1994年に製作された楽器です。
ブランシェ家は、18世紀のパリで四代続いた著名なチェンバロの製作家一族で、フランソワとニコラは、その初代と二代目にあたります。
アトリエ フォン ナーゲル社は、1963年にラインハルト・フォン・ナーゲルとパリの美術家具職人によって設立され、後にウィリアム・ダウトが加わることにより、多くの歴史的チェンバロを製作し世界的な名声を得ています。
チケット
チケット発売日 |
KAme先行(かながわメンバーズWEB先行販売): 2024/11/9(土) ~2024/11/15(金) かながわメンバーズ入会はこちら一般:2024/11/16(土) |
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チケット料金 |
【全席指定】 一般:4,000円 学生(24歳以下/枚数限定):2,000円 2日通し券(限定50枚/ドリンクチケット1枚付):7,500円 *小ホール入口横の喫茶「匠音」にて、22日・23日のいずれかで使用可能。 対象ドリンク1杯とお引換いただけます。購入時に発行される『ドリンクチケット』を必ずお持ちください。 *購入時に『チケットれすQ』をご選択の方は、当日小ホール受付でドリンクチケットをお渡しいたします。お手数ですが、一度受付へお立ち寄りください。
※「2日通し券」「学生券」はチケットかながわのみ取扱い。 ※やむを得ない事情により演奏曲、出演者等が変更になる場合がございます。 ※就学前のお子様はご入場いただけません。 ※車イス・補助犬をお連れでご来場の方は、事前にチケットかながわまでお問合せ・ご予約ください。 ※演奏中はご入場いただけません。開演時間に遅れた場合は、案内係の指示に従ってください。 |
チケット取扱い
チケットかながわ | |
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プレイガイド情報 |
●チケットかながわ 窓口:神奈川県民ホール(10:00-18:00) KAAT神奈川芸術劇場(10:00-18:00) 神奈川県立音楽堂(13:00-17:00/月曜休)
●イープラス https://eplus.jp |
【託児サービス】
場所:県民ホール6F小会議室 託児料:2,000円
イベント託児マザーズ
電話:0120-788-222(平日10:00~12:00/13:00~17:00 3月14日(金)までに要事前予約)
主催:神奈川県民ホール(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)
後援:日本チェンバロ協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))
独立行政法人日本芸術文化振興会