神奈川県民ホール 開館50周年 舞台芸術講座 神奈川芸術文化財団 社会連携ポータル事業

マエストロ・サロン・レクチャー
「耳の劇薬 ― あなたもハマるS.シャリーノのささやき」

第二次世界大戦後を生きる天才作曲家が生み出した新しい『ローエングリン』とは?
世界を驚かせ続けてきたシャリーノ音響の魔術とは?
本作の指揮に挑む杉山洋一が、シャリーノの魅力と秘密を語り尽くす75分。

*講座終了後、懇親会あり(軽食・お飲み物付き)
*無料配信あり!(要事前申込)

  • 日時 2024/8/31(土)16:00 開演(15:45 開場)
  • 会場 レストラン 英一番館 (神奈川県民ホール6階)
  • 料金 参加料:2,000円
  • 一般発売 2024/7/21(日)
  • お問い
    合わせ
    神奈川県民ホール 045-662-5901(代表)

概要

これを聴けば本公演が1,000 倍刺さる!! シャリーノが解き放つ世界のささやき、小さな声のチカラ!!!

 

音楽や楽器、芸術についてもっと知りたい!そんな知的好奇心を刺激し、常に未知なる世界への扉を開き続ける神奈川県民ホール「舞台芸術講座」シリーズ。
今回は、本年10月上演のサルヴァトーレ・シャリーノ作曲『ローエングリン』プレ企画として、「音響の魔術師」の異名をとるシャリーノの魅力、その音楽世界の仕組みに迫るべく、シャリーノと多年に渡る親交を持ち、本公演の指揮を務める杉山洋一を講師に迎えます。
現地で、配信で、シャリーノの魔法の秘密を探り、その謎を解き明かす75分です。
 

 

サルヴァトーレ・シャリーノ Salvatore Sciarrino

©Rai Trade

1947年、イタリア・シチリア島、パレルモ生まれ。
音楽学校に通わずに独学で12歳から作曲を始め、1962年に最初の公開コンサートを開いた。その後、1969年にローマ、1977年にミラノへ移住し、1983年からはウンブリア州のチッタ・ディ・カステッロに居住している。彼の音楽は異なる聴き方や感情的認識を促す独自の要素を持ち、40年以上にわたり驚異的な創造的発展を遂げてきた。
これまで、スカラ座をはじめとする劇場や楽団、音楽祭からの作品委嘱も数多く、作品はRicordi社およびRAI Trade社から出版され、リリースされたCDは100枚以上に及ぶ。
また、オペラのリブレットや様々なジャンルの記事の執筆、教育者としても活躍し、ボローニャ市立歌劇場の芸術監督も務めた。ザルツブルク音楽賞(2006)やヴェネツィア・ビエンナーレから生涯功労賞の金獅子賞(2016)を受賞するなど、その功績は多く認められている。


 日時 

8月31日(土) 16:00-17:15予定 (開場15:45/受付開始 15:30)
*講座終了後、懇親会あり(軽食・お飲み物付き)*定員あり
 会場 

レストラン 英一番館 (神奈川県民ホール6階)

 料金 

2,000円(税込) 

 参加申込 
7月21日(日)10:00より申込受付開始

参加申込みフォームはこちら
 

*お連れ様がいらっしゃる場合も、お手数ですが一人ずつお申込みください。
*未就学児のご参加はご遠慮ください。
*やむを得ない事情により、出演者や内容が変更になる場合があります。


《 無料WEB配信あり!》

(要事前申込)

7月21日(日)10:00より受付開始

無料配信お申込みフォームはこちら

 

*当日の配信は、通信環境の影響で途切れる可能性がございます。
*翌日より1週間のアーカイブ配信あり。

登壇者

杉山洋一(指揮者・作曲家)

©︎Ayumi Kakamu

1969年東京生まれ。作曲を三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ・ゴルリに、指揮をエミリオ・ポマリコ、岡部守弘に師事。作曲家としてミラノ・ムジカ、ヴェネチア・ビエンナーレをはじめ、国内外より多くの委嘱を受ける。指揮者としてNHK交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、ヴェローナ野外劇場管弦楽団など日欧で活躍している。

オーガナイザー、プロデューサーとしての実績も豊富で、高橋悠治作品演奏会I「歌垣」(2018)、同II「般若波羅蜜多」(2019)、同III「フォノジェーヌ」(2021)、松平賴暁のオペラ《The Provocators~挑発者たち》(2018)、フェニーチェ堺のオープニングシリーズ「武満徹ミニフェスティヴァル」(2019)などの企画に携わり、いずれも指揮も担当した。

精力的な作曲、指揮活動が総合的に評価され、第68回(2017年度)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第74回(2023年度)同大臣賞受賞。作曲家として第13回(2013年度)佐治敬三賞、第2回(2016)一柳慧コンテンポラリー賞を受賞。指揮者として第22回(2023年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2010年サンマリノ共和国聖アガタ騎士勲章受勲。

1995年よりミラノ在住。現在、ミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院で教鞭をとる。

 

 

沼野雄司(県民ホール・音楽堂 芸術参与)

東京藝大大学院博⼠課程修了。主な著書として『エドガー・ヴァレーズ:孤独な射⼿の肖像』(春秋社、第29回吉田秀和賞)、『現代音楽史』(中公新書)、『リゲティ、ベリオ、ブーレーズ: 前衛の終焉と現代音楽のゆくえ』(音楽之友社)など。
国内はもとより、アメリカ、中国、オランダ、リトアニア、グルジア、アイルランドなど多数の国際学会で発表。桐朋学園大学教授。
 

サルヴァトーレ・シャリーノ作曲『ローエングリン』公演について

神奈川県民ホール開館50周年記念オペラシリーズVol.2
サルヴァトーレ・シャリーノ作曲『ローエングリン』

[日本初演/日本語訳上演 *一部原語上演]
*本編の前には、シャリーノ作曲『瓦礫のある風景』の演奏あり。


2024年10月5日(土) 17:00開演(16:30開場)
2024年10月6日(日) 14:00開演(13:30開場)


指揮:杉山 洋一
出演 エルザ役:橋本 愛

特設サイトはこちら


 

 

 チケット好評発売中!

チケット

チケット発売日

一般:2024/7/21(日)

チケット料金

参加料:2,000円

 

*お連れ様がいらっしゃる場合も、お手数ですが一人ずつお申込みください。
*未就学児のご参加はご遠慮ください。
*やむを得ない事情により、出演者や内容が変更になる場合があります。

 


 参加申込 
7月21日(日)10:00より申込受付開始

参加申込みフォームはこちら
 

*お連れ様がいらっしゃる場合も、お手数ですが一人ずつお申込みください。
*未就学児のご参加はご遠慮ください。
*やむを得ない事情により、出演者や内容が変更になる場合があります。

主催 神奈川県民ホール[指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団]

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業))
   独立行政法人日本芸術文化振興会