県民ホールは、本日、手話通訳問題に関する全国大会が開催され、聴覚に障害のある方をたくさんお迎えしました。
今日からすこし時間を巻き戻してみます。 まずは 7 月に、藤沢の聴覚障害者福祉センターにうかがい、どんなことが必要になるかを確認しました。
舞台上については、手話通訳の配置、要約筆記のプロジェクションなど、新しい要素ではありますが、通常の舞台打合せの範囲内で対応できました。
舞台上はこれでよし。 次はレセプションです。
聴覚に障害のある方をいつもと変わらない笑顔でお迎えするため、「手話」を学ぶことにしました。そして 8 月に手話講座を受講。いざ始まった講座では、手話だけではなく、手話という言語そのもののこと、耳が聞こえないというのはどういうことか、 など、講師への質問がとまらないほど、学ぶことがたくさんありました。 とはいえ、私たちの手話は、お迎えするための基本的な少しの言葉だけです。
会場案内スタッフは、いつも携帯しているメモ帳に「筆談でご案内します」と目立つようにシールを貼り、受付カウンターの筆談器、指差し用の館内マップといった案内をプラスしました。 おそらく、覚えたての手話はたどたどしいものだったと思いますが、お客様は笑顔と手話で返してくださいました。
コミュニケーションの方法が、ほんの少しですが増えました。
今後も フェイスブックやホームページで “少しずつ”進むバリアフリー化を 報告して いきます。
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少しずつバリアフリー化
その6 筆談でご案内します
- 2016年8月19日 報告
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