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高圧洗浄後の点字ブロック UD 3

©神奈川県民ホール

少しずつバリアフリー・UD化
その 23 点字ブロックの視認性向上

  • 2022年6月29日
  • 正面階段

点字ブロックは、大きく分けると、常設用と仮設用の二つの種類に分けられます。常設用は耐久性が重視され、コンクリートや磁気製のものが主流です。歩道に敷設されているのは、だいたいこのタイプになります。仮設用は取り扱いやすさが重視され、樹脂製の物が使われます。工事現場の周囲でよく見かけるのは、このタイプです。

 

県民ホールの正面広場に敷設されているのは、磁器製のブロックです。磁器製ブロックは、珪石や粘土など複数の原料を焼結して耐久性を高めるのですが、発色が弱くなるというデメリットが生じます。県民ホールの点字ブロックも、汚れが沈着して発色が弱くなっていました。

そこで、異例の速さで梅雨が明けた今週、点字ブロックの高圧洗浄を行いました。

その結果、沈着した汚れが吹き流され、地面のレンガとのコントラスト比が高まり、視認性が向上しました。

今後も必要に応じてメンテナンスを行います。

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